INTER-Mediatorでの開発手法を学習する
『INTER-Mediator Training Course』はINTER-Mediatorの開発手法を効率的にしっかり学習したい方に向けた自習用のテキストで、Dockerを利用した演習用実行環境を使って実際に確かめながら学習が可能です。本コースでは、データベース連動のWebページを構築する手法を解説するとともに、INTER-Mediator-ServerのDockerコンテナを利用して実際のシステムを動作させながら演習を進められるよう整備しました。開発作業を実地検証できるため、より深く学習できます。
- Chapter 1 INTER-Mediatorの概要と演習の準備
- Chapter 2 データベースへのクエリーと一覧表示
- Chapter 3 データベースの更新を行うページ
- Chapter 4 コンテキストに対する理解を深める
- Chapter 5 さまざまなユーザーインターフェース構築
- Chapter 6 JavaScriptでのプログラミング
- Chapter 7 セキュリティと認証・アクセス権
- Chapter 8 サーバーサイドでのプログラミング
- Chapter 9 INTER-Mediatorの実環境での展開
電子出版物として提供
本コースは、日本語で記述されたePub形式の電子出版物です。2015年より執筆を開始し、2016年7月にVer.5.4ベースでの内容で完成させました。その後、2022年よりVer.10ベースでの改訂を進めるとともに、コンテンツ自体をWebページとして公開しました。2024年1月に、Ver.12ベースで、一通りの改訂が終わっています。
執筆体制
Ver.5.4対応版は、執筆は、INTER-Mediatorのコミッタである新居雅行が行っています。また、監修および編集作業は、INTER-Mediator Directive Committeeのメンバーでもある林伸夫が担当しています。その原稿を素材として、Ver.10以降対応版を順次進めています。
監修者紹介
林伸夫(はやしのぶお)。1949年10月14日、山口県生まれ。1972年大阪大学基礎工学部制御工学科(現情報科学科)卒。富士通、スイングジャーナル社を経て、1982年日経マグロウヒル社(現日経BP社)入社。91年3月日経パソコン編集長、91年10月日経BPシステムラボ室長兼務、92年10月より日経MAC編集長。2006年4月、フリーに転身後、迷えるインターネットユーザー、Macユーザーに役立つ情報を提供中。
著者紹介
新居雅行(にいまさゆき)。フリーランスとして、システム開発、コンサルティング、トレーニングを主業務とする。iOS、Mac OS X、サーバー、データベース、FileMaker、Webアプリケーションが主なフィールド。Webアプリケーションフレームワークの「INTER-Mediator」の開発者。代表的な著作は1990年代の「Macintoshアプリケーションプログラミング」(ディ・アート刊)、近著に「FileMaker as a Relational Database」(自費出版)などがある。App Storeの公開初日より「郵便番号検索」をフリーで配布中。京都工芸繊維大学大学院修了、国立情報学研究所のトップエスイー修了、電気通信大学大学院修了、博士(工学)。アップル認定トレーナー、アップル認定システムアドミニストレータ、マイクロソフト認定テクノロジースペシャリスト。