日時 | 2018/08/19 (日) 12:00 - 18:00 JST(11:30開場) |
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会場 | 国立情報学研究所 20階ミーティングルーム(2010/2009室) |
参加費 | 無料(終了後の懇親会は実費のご負担をお願いします) |
主催 | INTER-Mediator Directive Committee |
参加申し込み | Peatixのこちらのページよりお申し込みください。 |
今年の《大》勉強会もパワーアップ版!
業務に本格活用できるINTER-Mediatorのフレームワークを集中的に学ぶイベントを開催します。 例年通り、広くて設備が充実した会場を利用します。 イベント後には懇親会(有料:1,500円)も予定しています。
- 具体的な開発シナリオを元に解決するセッションを少人数のグループで行い、INTER-Mediatorについての実践的な開発能力を得ることを目的とします。
- INTER-Mediator初心者の方向けには、初心者向けセッションも開催するので、最初の一歩から初めていただけます。
- シンプルな要求の実現から、複雑な機能の実装まで、作業時間や進め方は、参加される方が自由に決めていただけます。
- INTER-Mediator勉強会は、1〜2ヶ月ごとに開催しており、参加者を中心にサポートやメンタリングを実施します。
イベント概要
実際のシステム開発案件は、業務の中から発生するものです。実際に、INTER-Mediatorでのシステム開発を体験していただくために、何を実現したいのかを記載したシナリオをベースにして設計を行い実装をするプロセスを体験していただきます。シナリオを実現したシステムを開発しても、次々と要求が増えますが、そうした後から登場した機能を組み込むことを繰り返すことで、INTER-Mediatorの機能と実際のシステムへの適用を現実感を持って体験していただくイベントを目指します。なお、HTMLなどのWebアプリケーション開発の基礎に関する講演があるので、Webアプリケーション開発経験がない方でも基本から学習できます。最初のシナリオをまずは解決するハンズオンから始めますが、最初は全員揃って内容を把握して、実装に取り掛かります。その後に小グループに分かれて様々な機能を実装するハンズオンに入ります。いずれのハンズオンも、各自のペースで進めていただいて構いません。時間がかかる場合も気にしないでご自分のペースで進めてください。
開始時間 | 内容 |
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12:00〜12:15 | オープニングINTER-Mediatorの概要
[資料|ビデオ]
新居雅行(INTER-Mediator Directive Committee)
INTER-Mediatorの概要について説明します。
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12:15〜13:10 |
天野 英明(放送大学 非常勤講師)
講師略歴: 大学での講義を中心に各種講座を開催する講師。専門は電気工学だが担当の多くは情報工学や色彩学など。
講演概要: 最近では Web ブラウザで動作するアプリケーションが広く利用されています。
そこに使われているのは HTML、 CSS、 JavaScript などなど聞いたことのある人が多いであろう技術です。ですが基礎的なところを理解しているかと振り返ってみると疑問を感じる人が多いのも特徴のひとつでしょう。
これらの技術の、特に INTER-Mediator に強く関連する技術を一気に解説します。 基本をしっかりおさえてより深い一歩を踏み出しましょう。 |
13:15〜14:20 | ハンズオン1シナリオを基にした開発をスタート
[全体説明|シナリオ|ビデオ]
飯島基文(INTER-Mediator Directive Committee)
小規模な組織での典型的な業務をシステム化するというテーマで、一通りの機能をINTER-Mediatorで実装します。単なる機能の組み込みではなく、1つの業務をこなすためのシンプルなWebアプリケーションを作成するという目標を持って取り組みます。一歩一歩進めていくので、初めて取り組む方でも進めることができます。また、解決のためのシナリオも示すので、早く終わらせたい方はご自分のペースで進んでいただいても構いません。
参考: INTER-Mediatorを使用しない場合のプログラム(作成: 天野 英明)
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14:30〜15:15 |
ハンズオン6フリー開発(自由テーマ)
ハンズオン1の結果に様々な機能を追加します。原則として、時間枠に従ってグループワークをしますが、早く終わった場合には次の課題に進み、時間がかかるようなら時間を超えて作業してもOKです。ハンズオンはテーマごとにメンターが付き、内容の解説やアドバイスなどを行いますが、基本的には各自で実装を進めることを基本とします。ペアプログラミングやモブプログラミングで進めても構いません。また、ハンズオン1に時間がかかりそうな場合には、ハンズオン1を終わらせるために、ハンズオン2以降の時間を使っていただいても構いません。 |
15:20〜16:05 | |
16:10〜16:55 | |
17:00〜17:45 | |
17:50 | クロージング |
18:00 | 懇親会 |
ご参加される方へ
PC/Macおよびインターネットに関しては、ご自分でお持ちになる場合と、会場に設置されたものを利用する場合があります。いずれも、お申し込み段階で、おたずねします。会場では、Windows 10をインストールしたPCをご利用いただけます。また、インターネット接続については、docomo、au、mobilepoint、Wi2、eduroamといった公衆ネットワークの利用が可能です。何も接続手段をお持ちでない場合は、主催者で用意したものをご利用いただけますが、ネットワークに関しては可能な限りご自身でお持ちのサービスをご利用ください。
実際の開発作業は、INTER-Mediatorを始め、WebサーバーやデータベースがセットアップされたVMを利用します。ご自身でPC/Macをお持ちの場合は、VirtualBoxをセットアップし、VMが稼働するよう状態でお持ちいただくと、ハンズオンにスムーズに入れます。インストール等で不明点があれば、勉強会の中でサポートします。
日曜日は、会場の正面玄関は入場できないため、会場への入場方法は参加申し込みをした方に、直前(金曜日頃を目処)にメールでお知らせします。また、会場の保安上の理由により、参加者名簿を提出する必要があるため、事前のお申し込みにご協力をお願いします。
勉強会は、途中からの参加でも構いません。Webアプリの基本をすでに知っている方や、INTER-Mediatorを使ったことがある方は、ご自分の興味に応じて、部分的に参加していただいてもOKです。
INTER-Mediatorとは?
データベースと連動したWebサイトを構築するためのフレームワーク「INTER-Mediator」は、HTMLへの属性指定と設定ファイルの作成だけで基本的な部分が作成できる手軽さを持ちます。次のような特徴があります。
- ページの仕上がりイメージをHTMLで作成し、データベースとの連動に関する設定をすることで、Webアプリケーションを作成できます。手続き的なプログラミング主体の開発手法ではないため、プログラマでない人でも開発やメンテナンスに関われます。
- たとえば、物品管理など、部署内で共有したい情報を管理するシステムを、手早く作り、データを蓄積し、日々、少しずつシステムを成長させるといった使い方も可能です。
- 簡単にシステム構築できるだけでなく、手続き的なプログラムを追加して、要求に応じた高度な仕組みも実装可能です。
- INTER-Mediatorを使うことで、HTMLの知識が中心の方でもWebアプリケーション開発を習得できます。プログラミングが可能な方なら素早くシステム構築ができます。FileMaker開発者の方は、Web公開部分を効率的に開発ができます。
『INTER-Mediator《大》勉強会 2016』はこちらをごらんください。
『INTER-Mediator《大》勉強会 2017』はこちらをごらんください。